もうすぐ89歳になる父を我が家に迎え、3週間。頭はしっかりしているし、なんとか1人で出来ることがまだまだある。

そこを守ってあげたい。

褥瘡、なるものとの格闘。

こちらのお医者さんからは、これくらいなら 治るまで貼りっぱなしのやつが良いと聞いた。

早速やってみたけど、それは張り方が私には難しい。密着しきれなかったようで、気持ち悪がった父は1人強引に外した事で事態はより悪化してしまった。

せめてものクッション効果を狙って、朝晩張り替え 薬を塗りながら普通ので貼ってみたが、それでもまた新たな所に小さな水ぶくれのようなものが出来ており、それが張り替え時に引っかかって あっ痛いっ と父に言わせてしまった、

痛みに1日耐える父は表情も優れない毎日。

デイサービスは空きがなく、ようやく来週からお世話になれる。

日中は、テレビと過ごす父。

自由に動き回れる程の足腰ではなく、かといって1人でできる趣味もない。

父の元気を取り戻したいと焦りが募る私。

父にだけに時間をかけられない現実。

おはようと朝起こしに行く時

行ってきますと仕事に向かう時

いただきますとご飯を食べる時

ただいまと仕事から戻った時

おやすみと電気を消す時

精一杯の笑顔で父と向き合う。

焦らずいこう

私のチカラと

父のチカラを信じて。